

過去に発行された広報誌「せいわ」の中から、地域の皆様に向けたメッセージに関する記事を抜粋して掲載しています。
創刊号より
・創刊のごあいさつより
精神科的な病気への偏見はまだまだ根強く、これらの偏見をなくしていくことが私の使命のひとつと考えております。偏見は実態をよく理解できないことから生じることが多く、精神科の病気の知識が増えることで偏見は少しづつ減っていくものと考えます。
このような考えのもと、私は、様々な機関から精神科的な病気についての講演を依頼された場合には、積極的にお引き受けし少しでも精神科的な病気について理解していただきたいと努めております。また子供の頃から、身近に偏見のない情報があることは、ごく自然なこととして受け止められる理想的な環境であると考えております。
精神科的な病気を紹介していく事で皆様方の理解が深まり、偏見のない社会となることを期待しております。
院長 駒橋 徹
信頼の最先端技術とあたたかい医療をめざして。
地域の皆様方のご協力が得られたことにより、鹿沼病院の入院患者様の行動制限最小化が図られ、自由に買い物に出かけたり散歩したり、障害をもちながらも労働し収入を得るということが体験出来るのです。ある病院では、地域の反対があり開放病棟を作ることが出来なかったとも聞きます。
患者様が、閉ざされた病院という世界だけではなく、地域社会への関心を失わずに日々生活している実感を得ることが出来るのは、千渡地区の皆様方のお陰と日々感謝しております。
看護部長 吉田 恵子
第2号特集チーム医療より
私達は病院の中で出来る限りの医療に取り組んでいますが、残念ながら私達病院職員だけでは出来ないことがあります。それは、例えば歩道ですれ違う時にお互いに「こんにちは」「すみません」「どうもありがとう」といった挨拶をかわすことや、買い物をした時の店員さんとのやりとりなどです。こうした地域の方々とのコミュニケーションが患者様にとっては何よりのリハビリテーションであり、患者様自身が「私達も地域の一員」という意識を持つことにつながっていくのだと思います。
また、患者様に限らず、そういったやりとりというのは人を楽しく心地よくしてくれるものだと思います。皆様もどうぞ街中での自然な交流を楽しんでみて下さい。
リハビリテーション課 藤岡 崇

当院では、「病院と地域の皆様との交流を図るなかで、心の病気と精神科病院への理解を深めていただく」ことを目的として、毎年11月3日(文化の日)に「鹿沼病院 秋まつり」を開催しています。年間を通じて最大の病院行事で、約半年前から長い時間をかけて企画準備を行っています。
例年たくさんの皆様にお越しいただき、本当にありがとうございます。当日は、模擬店・バザー・野菜販売他楽しいイベント盛りだくさんで、地域の皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。


ヤマザキショップ鹿沼病院店は、病院を利用するしないにかかわらず、どなたでもご利用いただける地域のコンビニエンスストアです。お弁当、おにぎり、パン、サンドウィッチ、飲み物、お菓子、アイスクリームなどなど、豊富な品揃えにて、近隣の皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
営業時間 | 平日 9:00~16:00 土曜 9:00~14:00 |
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日曜祭日は休業 |
※当院は、日本医療機能評価機構の認定病院です。
※ご不明な点は、病院へお問い合わせ下さるようお願いします。
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認定第JC895号![]() |
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